２−１７　ケンケンなんて言わない「片足跳び」　＜全県＞

	シンゴ（カキ）
	センゴ
	シンゴン
	ジゴオガキ
	ハシンガケ
	ビッコ（カキ）
	コンギ
	テンギ
	センギ
	アシコギ
	アシガキ
	シンガラ

出典：大橋勝男『関東地方域方言事象分布地図』第3巻1974（桜楓社）

Ｍａｐ87　「片足跳び」

調査年：1966〜1969年

調査対象：はえぬき明治30年代生まれ

【解説】ケンケンなんて言わない「片足跳び」
　「片足跳び」には様々な方言形（俚言）が存在する。そのまま「かたあしとび」と言う地域は国立国語研究所編『日本言語地図』にもほとんどなく、東京でも話し言葉では本来チンチンである。
　群馬県では、吾妻・西毛にシンゴ類、利根沼田にビッコ、東毛にコンギとアシコギがある。現代の若い世代で有力なケンケンは関西地方から入ったと考えられている。